Q&A
1 イーレックス
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1. イーレックス株式会社は、小売電気事業者(PPSまたは新電力)といい、一般送配電事業者の送電網を経由して電気を送電している電力会社です。
2. 2000年の電力自由化開始とともに事業を開始し、新電力の中でも古参の会社です。
3. イーレックスは、民間工場が所有している発電設備の余剰分を買い取り電気を販売しているため、単価の安い電気料金を実現しています。
4. 自社発電所の開発にも積極的に取り込んでおり、最近では、九州電力の子会社の未来エナジーと共同で建設を計画しております。
5. 詳細は、【イーレックス株式会社ホームページ】 http://www.erex.co.jp/を参照ください。 -
1. イーレックスは東北電力・東京電力・中部電力・関西電力・中国電力・九州電力・沖縄電力の7つのエリアで供給活動を行っております。
2. 弊社は、主に九州電力管内を対象としていますが、その他エリアのお客様へもメール・電話・訪問を含めて活動いたしております。
2 自由化
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1. 電力自由化は国(経済産業省)が主体になって進めている計画です。
2. 経済産業省に詳しい資料がございますのでそちらをご覧ください。【経済産業省 資源エネルギー庁】http://www.enecho.meti.go.jp/ -
1. 電気料金の削減です。
2. 余剰電力の効率利用も環境問題に対するメリットです。
3 電気の質、信頼性
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1. 電気の品質や信頼性などは今までと変わりません。
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1. 伝送網は一般送配電事業者のものを使用しますので、品質や信頼性は従来と変わりません。
2. 設備投資費用もかからないため、デメリットは現在みつかりません。
4 発電と送電の仕組み
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1. 今私たちが使用している電気は、一般送配電事業者が発電した電気か、それ以外が発電した電気なのかわかりません。
2. 一般送配電事業者の発電した電気とそれ以外が発電した電気はミックスされて同じ送電線で送電されます。
2. 厳密にいうと、お客様はどこの電気を使用しているのかわかりません。
4. 検針器の情報で、イーレックスと契約している需要家がいくら電気を使用したかがわかります。
5. イーレックスは、需要家が使用する電力と同量の電力を送電します。
6. 仮に、イーレックスの発電量をオーバーしたり、発電系統がストップしても電気が止まることはありません。ご安心ください。
5 初期費用、設備、主任技術者
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1. お見積費用・及び代理店費用、工事費用など、切り替えに関する費用は一切かかりません。
2. 契約の変更だけで、安い電気が使用できます。 -
1. 設備は既存の設備を使用いたしますので、設備費用は必要ありません。
2. (送電・配電網は今まで通り各電力会社を利用するので、設備の変更はありません)
3. 自動検針メーターがついていないお客様は、電力量計の交換(自動検針メータの取り付け)が必要になります。
4. 但し、電力量計は各電力会社の資産なので、お客様への費用負担は発生いたしません。 -
1. 電力会社が変わることにより、受付窓口が一般送配電事業者(東京電力等)からイーレックスに変更になります。
2. 設備変更や改修工事の際の申請は、イーレックスが一次窓口になります。
3. 窓口は変更になりますが、設備工事に関するやり取りは今まで通り、各電力会社と電気工事会社で協議推進することになります。
(設備の増設工事、減設工事、メンテナンス時のPAS開放依頼など) -
1. 電気主任技術者は、今まで通り継続でご契約してください。何も変わりません。
2. 但し、新電力へ切り替える旨はお伝えください。
6 料金・検針・請求
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1. お客様のご利用状況により変わりますが、2%~8%の割引になるとお考えください。
2. 特例として、10%以上のお客様の場合あります。 -
1. イーレックスでは、契約電力に比べて使用電力が少なく、割高な電力料金を支払っているお客さまに対して、基本料金をお安く設定し電力の提供させております。
2. イーレックスでは負荷率25%未満(業務用電力契約)をお客様を目安にしております。 -
1. イーレックスには、特別割引等の協定はありません。
2. 現在、一般送配電事業者との間で個別に特別な協定などを結ばれている場合は別途確認が必要です。 -
1. 検針は自動検針器による検針に変更され、検針日は毎月末、支払いサイトは翌月20日になります。
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1. 電気料金の計算方法は、一般送配電事業者と同じです。
2. デマンド値により契約電力(基本料金)が決定され、従量制による電力量料金で月々の電気料金が決定されます。 -
1. 検針が、1日から末日までの検診になります(月末検針に統一)。
2. 支払いサイトは”検針日の30日後”から”翌月20日”へと変更になります。
7 負荷率
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1. 負荷率とは、電力会社の『契約電力』に対し実際にどのくらい電力を使用しているかの割合になります。
2. 負荷率(%)=1年間の総使用量(Kwh)/契約電力(Kw)/8760(1年間の総時間)×100
『契約電力』は、過去1年間で一番電力を使用した電力の値(最大需要電力・ピーク値)で契約電力が決定します。
電力の使用方法に波があるお客様の場合は、一時的に使用電力が上がったために、高い契約電力で契約することになり、高い基本料金を支払うことになります。
3. 負荷率が高く、限りなく100%に近いお客様は、契約電力に見合う実際の使用電力をお使いであると言えます。
4. 逆に負荷率が低く、100%から遠い値の場合は契約電力と実際の使用電力にギャップがあることになります。
5. 負荷率が低い場合は、実際には割高な契約電力に応じた電気料金を支払っているということになります。
8 契約・期間・変更
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1. 契約は、お客様とイーレックスの直接契約です。
2. 代理店は、営業行為から契約までが役割となります。 -
1. 契約期間は、1年間です。
2. 1年後は自由に契約を変更することができます。但し、通知後3ヶ月後に解約になります。
3. 変更がなければ、自動的に契約更新になります。
4. 従って、契約を解約する場合、3ヶ月前までに解約する旨を伝えてください。
5. 3ヶ月未満の場合は違約金が発生いたしますのでご注意ください。 -
1. イーレックス契約後、大きな負荷率の変化があった場合、契約期間に関わらず契約内容の見直しをさせていただく場合がございますので、予めご了承ください。(デマンドコントローラによる負荷率の変化、運用変更による負荷率の変化など)
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1. お申込みいただいてから、およそ3カ月で切替えいたします。
2. 切替えは月初の1日の0時からです。 -
1. 契約はイーレックスとの直接契約なので、影響はありません。
9 一般家庭
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1. 低圧および一般家庭の電気は、平成26年4月から切り替えが可能となりました。